WindowsでMacキーボードの「英数」と「かな」を使う
MacのキーボードはWindowsでも基本的には繋いでそのまま使えるのですが、「英数」と「かな」はWindowsからみるとキーダウン信号が無くて、キーアップしかないちょっと特殊なキーになっています。
押しっぱなしが出来ないので、IMEの切替ぐらいにしか使えないと考えた方がよいかもしれません。
「英数」と「かな」キーをIME切替にするために、AutoHotKeyを使用します。
スクリプトと単体で実行できるようにコンパイルした実行ファイルは以下にありますので、とりあえず試してみたい場合には、apple.exeを実行して下さい。
http://sites.google.com/site/fudist/files/applekbd.zip
WindowsXpに繋いだ Apple Pro Keyboard(M7803)、Apple Keyboard (JIS) MB110J/A等で動作確認しています。
AutoHotKeyの詳細は以下のページを参照してください。
AutoHotKey
AutoHotKeyを流行らせるページ
スクリプトは以下のようになります。
;Mac keyboard #USEHOOK vkE9sc071 Up::Send,{vkF3sc029 Down}{VkF3sc029 Up} ;Apple英数->半全 vkFFsc072 Up::Send,{vkF3sc029 Down}{VkF3sc029 Up} ;Appleかな->半全 #USEHOOK off
割り当てるキーをIME関係の別のキーにしたい場合はSend,以降を下記の表を参考に変更してください。
半角/全角 | vkF3sc029 | |
変換 | vk1Csc079 | |
無変換 | vk1Dsc07B | |
ひらがなカタカナ | vkF2sc070 |
動作しない場合は AutoHotKeyのコンソールから Ctrl-Kで「英数」「かな」のキーコードを確認して変更すると動作するかもしれません。
その他、素のキー割り当てではPrintScreenとかScrollLockとかが無いのですが、必要に応じてキーリマップしてください。
AutoHotKeyで他のキーの割り当てをしてやってもいいのですが、CTRLとかALTなどの制御系は極力レジストリ書き換えでキーの置き換えをしてやった方が問題が出にくいと思います。
レジストリ書き換えのキーリマップではChange Key を使用しています。